INTJがうつ病になると厄介だよ②
前回の投稿で、INTJがうつ病になりやすい要素を持っているのではないかという自論を述べた。
『完璧主義・人を頼れない・論理に寄りすぎて己の感情を無視する』
この3点が特にうつ病への道に繋がる要素になりえると私は思う。
さて、ここからは実際うつ病になったINTJ(私)がうつとINTJの相性の悪さを感じる点について述べる。
①やっぱり人を頼れない
自分の病状の辛さを1人で抱え込んでしまう。
主治医にも上手く自分の状況を伝えられない。
カウンセリングも拒否してしまう。
家族や身近な人にも辛さを吐き出せない。
②長期的な計画が立てられない事への苛立ち
明日の自分の心身状態すらわからないのがうつ病だ。戦略的に計画を立てて効率良く動く事に生き甲斐を感じるINTJにとって、これは最もと言って良いほど辛い。
③休む事を許せない
うつ病の最大の治療はとにかく休む事である。
INTJは休む事が苦手だ。常に自分を発展させる事、成長させる事を考えている。休む事、ぼーっとする事に罪悪感を抱く。常に『何かしなきゃ!』と考えて焦ってしまう。焦りはうつにとって最大の敵なのだ。
④自分の感情に向き合えない
常に効率を考え、論理的に生きてきたINTJ。
自分が今どんな感情なのか理解することも表現することも難しい。
診察の際も体調についての状況説明は淡々と出来るのに、メンタルの状況に関しては口ごもってしまう。帰ってきてから、言いたいことの2割位しか言えなかったなと反省する。
問診が中心の精神科において、自分の状況を正確に伝えられないのは治療にも悪影響だろう。
以上の事が現状私が感じているINTJとうつ病の相性の悪さである。
我こそはINTJという方は、INTJの持つ魅力を活かしつつも己のメンタルヘルスに気をつけて過ごしてほしい。